2025年3月28日、ミャンマー連邦共和国中部のマンダレー近郊でM7.7の大地震が発生しました。2021年の軍事クーデター以降内戦状態が続き、軍事政権によるさまざまな規制で、海外からの支援や支援物資が被災された方々に十分に届いていないと聞きます。地震発生から3ヶ月、制限された中で模索しながら支援活動を続けている日本のNGO団体や組織に対して、私たちが今できることは何かを常に考えています。
　国内に目を戻せば、今年の夏はこれまで以上に暑い日が続くと予想され「地球沸騰化」時代に突入してしまったと言えます。熱中症や感染症リスクの増加といった健康被害だけでなく、農作物の生育に影響を与えるなど、私たちを取り巻く環境はより深刻化していくことでしょう。『誰もが安心して暮らせる社会』を目指す本協会は、「私たちが今できること」「今しなければならないこと」により真摯に向き合い、丁寧に取り組んでいかなければならないと感じています。皆さまのあたたかいご支援は、私たちの活動の原動力です。どうぞ引き続き、心強いサポーターとして協会の活動を応援してくださいますようお願い申し上げます。
 
特定非営利活動法人静岡県ボランティア協会
理事長　小野田全宏