災害支援

九州北部豪雨災害 支援活動報告⑥【7月16-7/17】

716日(日) 
前日に添田町入りした関さんと今日から合流の駒井さんが、添田町災害ボランティアセンターの運営支援にあたりました。 
7/16日の添田町のボラセンでは、
活動者   172(添田町役場  15)
                 (2団体チーム北九州  24名、   チーム91   6)
対応件数  19(うち12件完了) でした。 
ボランティアさんから、活動したお宅のお母さんがボランティアを気遣って動き回っているようすが聞かれたり、他のお宅でもお父さんが顔を赤くして汗をかいているなど、気疲れが見えました。
活動チームの中に、見守り(傾聴)を1人つけてもいいお宅もありかなと思いました。

(駒井さん報告より)

717日(月)
 昨日に引き続き、2名が添田町の災害ボラセンの運営支援にあたりました。
駒井さんは終日ボラセン内でサポート、関さんは添田町や支援に入っている他市町の社会福祉協議会職員さんたちと外回りで現場調査を行いました。
 
今回の先遣隊派遣は18日(火)の午前中に関さんが帰路につき、終了となります。
明日、19日の夜にしずおか茶の国会議を開催し、活動報告の共有と今後についての話し合いを行う予定です。
 

九州北部豪雨災害 支援活動報告⑤【7月16日(日)AM】

2017年07月16日
静岡県ボランティア協会は「しずおか茶の国会議」とともに九州北部豪雨災害の被災地支援を行っています。
先遣隊として交代で現地入りしている茶の国メンバーからの活動報告をお伝えします。
 
7月16日(日) 午前の部


三連休中日。多くのボランティアの方々が来てくださった。
VC開所から1時間で100人を越す受付。
11:15現在で約160名受付。入口での入場制限方式で受付の混乱は発生しなかった。
熱い気持ちを持ってきたボランティアの方々への適切なアナウンスが重要と思います。
大きな声で、ゆっくり、はっきり事情を説明。挨拶と感謝を述べる。
受付前の記入諸注意等を待っている間に、なるべく多くの方々に聞こえるように大声量、スローテンポで手短に説明します。
そのおかげか、待たされている間の混乱も苦情もありませんでしたが、受付業務に関する改善点はまだまだ出ると思います。
 
駒井さんがお昼前に添田VC着。
早速活動 に付きました。
 
活動中の皆様方の御支援に関し深謝いたします。
ありがとうございました。
 
☆以上、11日から本日(16日)の午前中までボラセン運営支援に入った池田さんの報告でした。



添田町の災害ボランティアセンター情報はこちら↓

添田町災害ボランティアセンター 
 https://soedasaigaivc.jimdo.com/
添田町災害ボランティアセンターFacebook 
 https://www.facebook.com/333434793736868/
添田町社会福祉協議会 
 http://soedasyakyou.net/

 

その他地域の災害ボランティアセンター情報はこちら↓
全社協 被災地支援・災害ボランティア情報
https://www.saigaivc.com/20170713/


<関連団体情報>

震災がつなぐ全国ネットワークブログ
http://blog.canpan.info/shintsuna/


全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
http://jvoad.jp/


災害ボランティア活動支援募金のお願い
九州北部の豪雨から1週間が経ちましたが、まだ多くの方の安否が確認できず捜索がつづいています。暑さと疲労の中で避難生活を余儀なくされている方々の体調悪化も大変心配されています。ボランティアによる支援活動も進んでいますが、さらに多くの支援が必要になると予想されます。そこで本協会では「しずおか茶の国会議」をはじめ日頃からつながりのある「震災がつなぐ全国ネットワーク」や「特定非営利活動法人 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)」等を通して情報収集を行い、被災地で必要とされる災害ボランティア活動を応援していくための支援募金を行っています。ぜひ、ご協力をお願いいたします。

      受付期間 77日(金)~7月31日(月)
  振 込 先 郵便振替(郵便局からお願いいたします。)
  口座番号 00840-1-143353
  口座名義 特定非営利活動法人静岡県ボランティア協会
        ※通信欄に「九州豪雨災害」とご記入願います
 
   *今回の支援募金に残金が生じた場合は、今後新たに災害が起きた場合の支援金として活用させていただきます。
  *募金額の10%を上限として事務局管理費に充てさせていただきます。

 

九州北部豪雨災害 支援活動報告④【7月14日(金)・15日(土)】

2017年07月16日
静岡県ボランティア協会は「しずおか茶の国会議」とともに九州北部豪雨災害の被災地支援を行っています。
先遣隊として11日から交代で現地入りしている茶の国メンバーからの活動報告をお伝えします。
 
7月14日(金)
 
午前中は添田町ボラ46名、ニーズ8件でした。
 午後は東峰村へ。役場で聞いたルートは、田川ー飯塚ー冷水ー高速ー杷木インターー221号線ー東峰村ー宝珠山サテライトー小石原ボラ本部でした。
 東峰村の被害は川沿いに点在する集落が土石流によって被害を受けるパターンです。小石原ボラ本部は陶器の小石焼の施設を借りて活動していましたが、規模は添田町より小さいくらいで今日のボラは40人弱、全体のニーズとしても40件くらいだそうです。なので宝珠山サテライトの方が被害、必要ボラとも多く必要な感じがしました。なお、サテライトから本部に行くのは緊急車両に限定されていました。
帰りは211号線を杷木インター方面でなく、嘉麻峠経由ー嘉麻ー川崎方面ー添田町で帰って来たら1時間半。行きのルートの半分以下で帰ってこれました。

 
7月15日(土)
 
本日のボランティア受付数121名(2団体含む)
マッチングニーズ数、18件(その内終了5件、継続ニーズ13件)
延活動者数、136
 7/16の予定ニーズ8件、ボランティア58
 
本日は連休初日でもあり、朝開所前から多くのボランティアがVC前に集結。開所直後の混乱を避ける為、大石さんの入場制限策が功を成し、スムーズな受付受理が行われた。
 ピンクデー: 本日はなぜか多くのVCスタッフ(男性も含め)がピンク色のシャツを着用していた。理由は未だ不明。超多忙の松崎さんも蛍光ピンクシャツで大変目立つ。
 
17時過ぎから夕方ミーティング開始
会長の挨拶から始まり、それぞれの役割から報告がありました。
 
明日の茶の国チームの配置は池田さんが受付、関、駒井さんがマッチングになってました。
3連休の中日なので、今日より若干ボランティアの数も増えるのではないでしょうか?
松崎さんからマッチングの流れを受けましたが、朝センターの受付開始後、再度マッチングの流れを確認し、一人立ち出来るようにがんばります!
 
スタッフのみなさんも疲労がたまっていると思いますが、みんなで笑顔になる場面もあり、少しずつ余裕がでてきているのかと。ボラセンに慣れてきているので、閉鎖に向けての動きと、今後の支援のあり方が3連休後のテーマかなと思いました。



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添田町災害ボランティアセンター 
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添田町災害ボランティアセンターFacebook 
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添田町社会福祉協議会 
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全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
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九州北部豪雨災害 支援活動報告➂【7月13日(木)】

2017年07月14日
 
7月13日(木)


添田町災害ボランティアセンター運営支援に入っている池田さんの報告です。

7/13日の作業日報を簡単に下記します。
本日のボランティア登録者数は82名。
延ボランティア作業者数は102名。
作業案件数は9件。
作業者数、案件数とも昨日とほぼ同数であったが,昨日に比べ大変流れがスムーズになった。日々の改善と慣れが効果を現している。
大石さん、鈴木三さんが予定通りお昼前に添田町災害ボランティアセンターに到着。ご挨拶、センター概要見た後、ボランティアは半額で利用できる道の駅英彦山のレストランを調査、試食した。結果、私的には合格。
午後は、池田はVCに残り、大石さん達は、広域ミッションに出かけました。

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九州北部豪雨災害 支援活動報告②【7月12日(水)】

2017年07月13日
静岡県ボランティア協会は「しずおか茶の国会議」とともに活動しています。
 
11日から現地入りした玉木さんからの活動報告です。
 
7月12日(水)


本日は、添田町災害ボランティアセンターで池田さんは終日、千代さんと玉木は 9 時 30 分のマッチング、送り出しまでを行い先遣隊のミッションの被災地状況把握にまわりました。

巡回経路は千代さんが前日中に道路状況を考慮して設定して頂き、添田町 → 中津市 → 日田市 → 東峰村 → 朝倉市のボランティアセンター又は社会福祉協議会を訪ねヒヤリングいたしました。

中津市
中津市山国支所内社会福祉協議会にて社協職員で現場対応をされているクラタ氏、イノクチ氏からお話を聞きました。
現状は、通常ボラセン体制で市内のボランティアにより活動を行なっている。本日は山国地区で 2 件、耶馬渓地区で 3 件の依頼にボラを派遣しているとのこと。
御前崎の落合さんからのタオルについては山国支所を担当されている方は認識はなかったものの数量は充足している模様
玉木の所感として感じたところは、市外からのボランティアを入れて活動する規模のニーズがあるのではないかと感じました。

日田市
日田市社会福祉協議会に開設されているボラセンにて被災地 NGO 協働センターの頼政さんにお話を伺いました。
今日現在でのニーズ数は 140 件程度、そのうち 70 件の現場調査を完了している。
1 日 20 件ベースでボランティアを派遣している。ただしボランティアの実数が少ないため 10 名対応ニーズに対して 2 名派遣などでこなしているとのこと。
週末の連休に向けて被害の大きなオオツル地区、オノ地区にサテライト開所してボランティアの派遣を行う準備をしているとのこと。
現在近隣社協と 7 団体のボランティア団体などが入っているが運営側のスタッフも少なく困っているとのこと。
避難所については、外部団体でも出入りができる状況にあるようで足湯などで、長期化する避難生活の環境を改善する目的や、傾聴などでメンタルケアや話せる環境を作れたらようかと思われる。

東峰村南側
東峰村 については村内が北側、南側に遮断されており反対側に行くには大回りをして片道 3 時間ほどかかる迂回路とのこと。現状外部支援は北側の 15 行政区をオープンジャパンが担当、南側の 10 行政区ピースボートが対応している。
ヒヤリングはピースボートの垣貫さん、支援Pの日野ボラネットの山下さんから聞いた。また社協会長を紹介されご挨拶をした。
村内では南側で避難生活者 150 人ぐらい
現状避難者へ支援するボランティアはいないとのこと。
九州地域 JC の建設業部会が泥かきニーズに対応をしている
福祉関係に対してのボランティアニーズは高そうとのこと

朝倉市
朝倉市には JVOAD が入っています。
市内の様子を見た状況ですと、現在も広域緊急援助隊 ( 消防、警察 ) 、自衛隊による捜索活動が行われている様子や越水や土石流などによると思われる土砂が流れ込んだ様子が見えました。

余談
朝倉市役所朝倉支所前自販機で玉木がジュースを買っていたところ市役所前の避難所に避難されていると思われる 60 歳代ぐらいの男性にタバコを外に吸いに出てきたのか声をかけられました。
防災服に静岡県の名前が入っていたため、「遠くからきてくれたんだね、ありがとう。暑い中で大変だけど色々してもらい助かるよ。中は ( 避難所? ) クーラーと扇風機で涼しいけど年寄りはお風呂に入るのや ( 汗をかくから? ) トイレに行くのが大変だから飲み物も飲まないから倒れないか心配」
と二、三分くらい立ち話をしました。

以上報告です。

◆玉木さんと千代さんは、昨晩遅く静岡に無事戻りました。
◆今朝一番のFDA機で、大石さん(清水災害ボランティアネットワーク)と鈴木三雄さん(浜松災害ボランティア連絡会)が出発しました。15日まで活動の予定です。



災害ボランティア活動支援募金のお願い
九州北部の豪雨から1週間が経ちましたが、まだ多くの方の安否が確認できず捜索がつづいています。暑さと疲労の中で避難生活を余儀なくされている方々の体調悪化も大変心配されています。ボランティアによる支援活動も始まっていますが、さらに多くの支援が必要になると予想されます。そこで本協会では「しずおか茶の国会議」をはじめ日頃からつながりのある「震災がつなぐ全国ネットワーク」や「特定非営利活動法人 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)」等を通して情報収集を行い、被災地で必要とされる災害ボランティア活動を応援していくための支援募金を行っています。ぜひ、ご協力をお願いいたします。
受付期間 77日(金)~7月31日(月)
  振 込 先 郵便振替(郵便局からお願いいたします。)
  口座番号 00840-1-143353
  口座名義 特定非営利活動法人静岡県ボランティア協会
        ※通信欄に「九州豪雨災害」とご記入願います
   *今回の支援募金に残金が生じた場合は、今後新たに災害が起きた場合の支援金として活用させていただきます。
  *募金額の10%を上限として事務局管理費に充てさせていただきます。

 

九州北部豪雨災害 支援活動報告①【7月11日(火)】

2017年07月12日
静岡県ボランティア協会は「しずおか茶の国会議」とともに活動しています。
 
このたびの九州北部豪雨災害に対して静岡でできる取組みを考えるため、本協会では「しずおか茶の国会議」とともに被災地の状況把握と情報収集を行うことになりました。「しずおか茶の国会議」は、熊本支援の際に静岡チームとして嘉島町を応援した関係者による、ゆるやかな情報共有と連携の場です。
77日に緊急会議を開き、11日から17日まで、先遣隊として複数人が交代で現地に入り、既に活動を始めている他の関係団体やネットワークと連携・調整しながら、今後の方向性を探ります。
11日は福岡県添田町の災害ボランティアセンターで情報収集するとともに、現場での活動にも出ました。また、朝倉市の避難所支援に関する情報共有会議に参加しました。以下、先発で10日の夜に福岡入りし11日から活動を開始した千代さん(清水災害ボランティアネットワーク)と玉木さん(松崎町災害ボランティアコーディネートの会)の報告です。
 
711日(火)
 
9:30頃、添田町(そえだまち)災害ボランティアセンター着。
支援P派遣の李さんに事務局長さん、県社協さんをご紹介いただき被害やVCの状況などを教えて頂きました。
南北に走る道路沿い6地区が主に被害を受け。その一番北側の地区近くにVCがある。一番遠い南の地区まで10km以上あり、車で20分~30分ぐらい。被害件数(住居被害)は約70件。
 
10:30から現場作業(泥かき、被災ごみの片付け)に出ました。
お昼に一度VCに戻り昼ミーティングに参加。ボランティアの受付状況報告(AM時点で16名)、ボランティア帰着時の流れの確認などを行いました。また明日からボランティアの募集範囲を無くし県内外からの募集となりました。
 
午後、再び現場作業。15時過ぎにVC帰着。現場の状況を事細かに聞き取るマッチング班に非常に感心しました(李さんのアドバイス)。
地元ではないボランティア目線からのわかりやすい添付地図、靴の消毒・うがい・手洗いなどの衛生管理、継続になったニーズの取り扱い(優先順位の変更)などをご提案しました。
 
16:30からの終礼ミーティングにも参加。参加者はスタッフ約20名。
ボランティア受付数24名。うち5名が明日から、1名が日曜日から活動。本日活動者は18名。
ニーズ対応件数4件。完了1件、継続3件。
田川管内市町村職員、ボランティアとして30名明日入る予定。
作業場や商業施設などからの活動依頼をどう扱うか検討。まずは見に行って対応可能なものであれば優先順位は低くなるけど対応。ボランティアにもしっかりと説明をする。
これからの生活に精神的に不安感を持っている人がいる。“社協として”きめ細やかな対応していきたい。
区長ミーティングに局長、李さんがVCの状況報告、協力要請。
民生委員役員ミーティングに局長、李さんがVCの状況報告、協力要請。民協会長から被災地区の委員に明日、同じように説明して欲しいと依頼を受けた。
VCの情報発信についてVC専用HPFBページを開設。
17:10終了。
明日の準備をお手伝いして18:00李さんとともにVCをあとに。
 
添田町の被害件数は多くはありませんが最大で1mの土砂が押し寄せた所もあります。ボランティアが来てくれれば早く終わるのですが何せ報道も無くアクセスも悪いです。
福岡市内から車で下道1時間半。鉄路だと2時間以上かかります。VCは地元社協職員がセクションごとに入っており応援社協もスタッフに加わっています。また役場職員も常駐し非常にいい連携が取れています。ただ経験がない、継続的に支援に入る人がいないという状況です。
 
○避難所支援に関する情報共有会議
 
場所  朝倉市役所朝倉支所3303会議室
時間  午後6時~830
参加者   JVOAD、難民を助ける会、日本JC、震つな、プロジェクト九州、ピースウィンズジャパン、ADRA Japan、災害NGO結、熊本県益城町行政職員、朝倉市役所職員でした。
 
内容  朝倉市の避難所運営の円滑化向けての課題解決の検討
 
明日の予定ですが8:00に添田町災害VCへ。池田さんをご紹介して千代と玉木は中津、日田、東峰、朝倉と回る予定です。中津では御前崎のタオルの使用状況なども伺ってきます。